老司小学校にて義肢装具の授業を行いました
12/6(水)に課外授業として老司小学校の4年生120名を対象に義肢装具についての授業を行いました。
昨年に続きご依頼いただき、今年で2回目になります。
【授業の内容】
1. 義肢、装具とは
2. 装着体験(足の装具、コルセットなど)
3. 採型実演(先生2名採型、手の装具と足の装具)
4. 質疑応答
義肢や装具の説明を簡単にした後、実際に義肢や装具を手に取って見てもらい、装着体験をしてもらいました。装具を装着した生徒さんたちは「足が上がりやすい」「意外と歩ける」「(コルセットを装着して)腰が固定されている感じがする」などと話してくれました。
そして、装具を作る際に必要となる型を採る実演を行いました。先生方にモデルになっていただき、足と手をそれぞれギプス包帯を使って採型し、その様子を生徒さんたちは興味深く見ていました。
質疑応答では「義足を作るのにどのくらい時間がかかりますか?」「なんのために装具をつけるのですか?」などたくさんの質問が寄せられ、授業が終わった後も興味津々に義足や装具を手に取り疑問点を質問し、積極的に学んでいる姿に感心しました。
また後日には、感じたことやお礼のメッセージを綴ったお手紙をいただき、みなさんの気持ちがとてもありがたく、今後の励みになりました。
この度の授業を通して、生徒さんたちに義肢装具士の存在や役割を伝えることができたことを大変嬉しく思います。このような機会をくださった老司小学校の先生方、積極的に学んでくれた生徒さんたちに心より感謝申し上げます。